「え!?ちょっ!田中くん!空体調悪いから!」
「あ、そうだ悪いな」
「空?大丈夫?」
「うん…慎」
ベッドに近寄ると起きて私の腰に抱きついてきたので背中をトントンしていると
「おい!!どういう関係なんだ!」
コンコンッ
「失礼します。弘さん、そろそろ学校へ」
これまた突然現れた新庄さんが田中くんを引きずって部屋を出て行った
………なんだったの
分からないことだらけ
何で突然田中くんが入ってきたのか
何で田中くんがここにいるのか
何で田中くんが空を呼び捨てなのか
とりあえず学校へと引きずられた田中くんを見る限り今日私が学校を休むのは必然だろう
腰にも巻きついているし…。
「じゃあ今日も空と一緒にいるね」
「ん。」
腰に顔を埋めながら喋ってる
「…田中くんなんだったの?」
学校ではめったに話さない私は田中くんの存在は知ってるけど話したことはない。田中くん目立つグループに入っている
その髪色は明るい茶髪でピアスを光らせていて、少し近づきにくい雰囲気
でも顔はもちろん整っていて、いつも女の子が側にいて
合コンなんてことをしているらしい
で、そんな空と私と関係なさそうな田中くんが突然空の部屋に乱入してきた
ちょっと怖かったし、空が殺されると思った。ごめんね田中くん
「あれは…凛さんと、橘、さんの子ど、もで、次期組長…」
「えっ!?」
「慎…」
「あ、ごめん。寝ていいよ?」
目を閉じて寝る姿勢を作っている空だけど、腰に抱きついたままなので膝枕の体制でいる
でも無理矢理に起こせない

