……何かがおかしい
昔の空はもちろんお兄ちゃんという立場だったから甘えることなんてなかった
いつも余裕のある大人ってイメージだった
恋人になった今は、甘えてくるけど…なんかおかしい…
だんだん体が熱くなってきてる
息も荒くなってきた
で、この甘え方
「空、熱あるよね?」
「…慎」
空は目を閉じて私の名前を呼び続けた
おでこに手をあてるとやっぱり熱があって
「空、苦しい?」
だんだん息が上がってきてる
「だい…じょ、ぶ」
絶対大丈夫じゃない
熱さまシートあるかな…冷蔵庫に
「ちょっと離して?」
ガッチリ抱きしめられてるから身動きがとれない
これはもう、空を寝かせてから行動開始だな…
ということで空の背中をトントンしてたら、いつの間にか私も寝てしまった
「…!!寝ちゃった…」
朝飛び起きて隣でまだ寝ている恋人のおでこに手をおいた
「あっつ…昨日よりも全然熱い」
やばい…私のせいだ
急いでベッドを出てキッチンに向かった
ガチャ
「あら、慎ちゃんおはよう」
「凛さん…!!」
キッチンでは凛さんが朝食の準備をしていたので泣きついた
「どうしたの!?」
「空が…すごい、熱で」
「熱?熱さまシートあるわよ」
冷静な凛さんに熱さまシートをもらって部屋に戻った
まだ苦しそうに寝ている空のおでこに熱さまシートを貼ると冷たかったのか眉間にシワを寄せた
熱さまシートはよし。
お粥、できるかな

