「…明さんて、何歳ですか?」
そう聞くと突然笑い出した明さん
「え…明さん?」
「いや…ごめん…そういや俺何も教えてなかったなーってさ。
俺はね、20歳で有と同い年」
ギリギリ酒はおっけーだよと笑っている
「有さんと同い年…仲いいですか?」
「んー…有に聞いてみたら?」
有さん?
ガチャッ
「遅いよ有」
「遅いよじゃねぇよ。これでも急いだんだよ」
すごい…すぐに有さんが来た
しかも2人で遅いとか早いとか言い合いを始めた
「あの…」
「…慎か。そうだお前!空さん心配してたんだぞ!」
思い出したように有さんが私の前に来て声を荒らげた
その間に体を入れるようにして明さんが私を背中に庇った
「いやいや有、兄貴が悪いんだって今回のことは。だから責めんなよ」
「はぁ…本当だな?それ」
「本当だって。後から俺が送ってくから大丈夫だよ」
ね?明さんの言葉に頷く
「…わかったよ。じゃあさっさと呑むぞ」
ちょっと不貞腐れてる有さんが持ってきてくれたジュースを渡してくれる
「俺にも酒は?酒!」
「うるせぇよ、ほら」
…仲いいんだな。
2人の会話を聞いてるだけでわかる
そうして明さん、有さん、私の不思議な夜会が始まった
「そう言えばさ、慎に初めて会った時衝撃的だったよな」
ビールを飲みながら有さんが少し興奮気味に言い出した
「だな。まさか有がこんな女の子に守られるとはな。笑えたよ」
明さんもビール片手に上機嫌で。
「なあ、なんで俺のこと庇ったんだよ」
…まあ普通に考えてそこに至るよね。
できれば話したくないんだけどね

