「あ゛......あ...お゛ねぇちゃ......」


赤い液体...が床一面にこぼれてた

「な...にじてるの゛...」

あ...声が...枯れてく

どうしよう
とめないと


おねぇちゃんがもってる
包丁の......
先にある...のは


太郎だった



「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!!!!!!!!!!」


た...ろう...が


太郎から...赤い液体.........が


姉「ふぅ...あ、起きたんだね!おはよ!」

「え...お゛ねぇちゃん......」

姉「えっどうしたの?声枯れてるし震えてるよ?」

なんで...平気なの...
おか...しいよ...こんなの

姉「熱でも...」

「さ、さわんなんでっ!!!!おねぇちゃんおかしいよ!こんな...太郎...を」


姉「太郎......?あ、これ?」


これ.........って
あんなに大好きだったのに
なんで




私は気がついたら
家を飛び出して森の中をさまよっていた