「夏が話聞こうとしねぇからだろ」 (そんなこと言ったって!後ろから抱きしめられてるんだよね!?え!?) 「昨日のことだけど」 「…もういいよ、その話は」 (2回も傷つきたくない。俊太郎のこと忘れるって決めたの…) 「夏、ちゃんと聞いて」 俊太郎はさらに力強く夏を抱きしめる。 「……」