泣きわめく女でしかない…?
はぁ?そんな女と一緒にすんじゃねぇよ。
俺は弱くない。
自分の責任くらい自分で負える。
自分の面倒を見るのだって、1人で出来る…!
俺を罵倒してくれたんだ…。
ちゃんと、俺の期待に答えてみせろよ…!」
蒼竜は、指を鳴らす。
その合図とともに蒼水蓮が動き出す。
雷翔が指示を出す。
「己の役割を果たせ!
身を守れ!」
「族の仲間の心配もいいけど…
自分の心配もしたらどう?」
シュッ
チリッ!
蒼竜の拳が雷翔の頬をかすめる。
「やるじゃねぇか」
「ちっ…、外したか」
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