「どうしたも、こうしたもないな…! 事実を述べたまでだ…」 「どういうことだ…! 説明しろ…!!!」 「説明しろ…、 ほぉほぉ、命令されるか…。 無関係のやつならすぐに殴り飛ばしてやるんだがな…、まぁいい。 穏便に行くために教えてやろう」 雷翔の目の前に立つ。 すこし、後ずさる、雷翔。 「とってみろよ。 フードを」 紅の瞳が微かに光る。