すると、沙耶が莉茉の耳を引っ張る。 「どーゆー、風の吹き回し?」 沙耶が睨むように聞く。 「んー、なんでもない。 ただ、古傷が治ってるのかなー?と思ってさ…!」 「あんたって、小悪魔通り越して少し悪魔よね…。 さっきので、余計春希君、あんたに惚れたと思うわよ」 「へー、じゃあ いろんな人体実験出来るね♡」 ゾワリ 「あーはは…。 そ、そうだね」