「沙耶ちゃん、上手にはぐらかすなぁ。 あ、それより、ドレス似合ってるね。 かわいい!」 「おい、口説いてんじゃねぇぞ」 「ヤキモチ焼きの圭だ。 器の小さい男だなぁ。」 「春希君、ありがとう。 莉茉が貸してくれたの…! 莉茉、自分は着ないからって。 圭は全然褒めてくれないから褒めてくれてありがとう! 本当に嬉しい!」 「へーぇ、圭は褒めないんだー! こーんなかわいくなってる沙耶ちゃん、褒めないとか…呆れる…」