いいね…! 沙耶ちゃん、莉茉シカトしてピーマン尽くしにしよう? 俺、手伝うよ?」 優の顔がパーっと輝き、沙耶の手を握る。 「あっ…えっとぉ…!」 少し顔を赤らめる沙耶と不機嫌な莉茉。 「しまった…。 コイツ、ピーマン大好きバカだった… ほら、沙耶の手を握るな! 沙耶が恥ずかしがってるじゃん!」 「お前が好き嫌い多いのが悪いんだろう? あ…ごめんね、沙耶ちゃん。 それより、ほらちょっと集合。 話し合いがあるから来い」