ように見えたが、寸前のところで蒼龍がその拳をつかむ。 ここで言うが、その時俺は7歳だ。 力が足りず腕をひねってしまう。 「っ…!!!!」 あまりの痛みに蒼龍が顔を歪める。 「はっ! 所詮女は弱ぇんだよ。 力は俺様にはおよばねぇ。 まだまだ、お前はガキ。 俺様には… 勝てない」 雷火がニヤリと笑う。 蒼龍は右腕をかばいながら、雷火を睨む。 右腕は赤く腫れあがり、とても戦えそうにない。 「さよならだ。 7歳まで生きれたことを幸せに思うんだな」 雷火は、蒼龍の後ろに回り殴りつける。