「ねぇ、白薔薇族は莉茉が解散させたはずなのにさ?


何まだ、総長とか呼び合ってるわけ?


それとさ、安友先輩もいい加減にして欲しいんだよね?


さりげなくストーカーしてたのも、白薔にいじめの仕方を教えたのもあんたでしょ?



そういうのがさ、うざいんだよね?」


「何だよ!

別に悪りぃかよ!!」


「どうせ、安友先輩さ〜

莉茉に告白断られて以降、女子に告白とかされなくなっちゃったんでしょ?


莉茉、知ってるよぉ〜!!


前までは、優兄と同じくらい告白とかバレンタインのチョコとかラブレターとかもらってたのに、莉茉が振っちゃってから一切なくなったんだよね〜?」


「な、なん…!!!」


「悔しかったでしょう〜?
悲しかったでしょう〜?


莉茉に復讐してやりたいって思ったんでしょう〜?



それで、喧嘩大会で莉茉の素性を知って〜負けた白薔 風磨の配下というか部下みたいなのになったんだもんね!


それで、復讐しよう的な?」


「ッ…!!!」