「……なにが世界No.1?
どこが?
はっ?ふざけてんの?
世界No.1ならここで倒れてる人が多いはずないよね?
だって、お前等は世界No.1だよな?
おっかしいな。
弱すぎて話にならないのはこっちのセリフになるんだが。
ただ、口だけが達者なだけだな。
あ…
あとは小細工とセコイこととズルが得意な族?
うっわぁ、暴走族の面汚し。
こんなのが暴走族の世界No.1とかさ、暴走族も落ちぶれたもんだな」
「さっきから黙ってればゴチャゴチャとうるせぇな。
雷火様と話せるのはありがたいことだぜ?
もっと感謝しやがれ」
「感謝…。
お前、言葉の意味分かってんのか?
辞書使って調べてこいよ。
これは、笑いもんだな。
感謝の意味をまともに知らず、使い方も知らない…はははっ!
ばっかみてぇ。
あ、バカだったもんな!
ごめんごめん。
悪りぃ」
「んだと!?!
調子乗りやがってクソガキが!!!」
雷火が拳を蒼龍の腹に突っ込む。


