その言葉の後、雷火の後ろにいた幹部たちが飛び出してくる。 蒼水蓮たちは、覚悟を決めた… 瞬間、今までにないほどの凄まじい殺気が部屋を駆け巡り、ビリビリと音を立てる。 バタバタバタッ 神鬼雷の下っ端は、一斉に崩れ落ちる。 「…っ!?! この凄まじい殺気…! なに!?! 誰だっ!!!!」 雷火は、あたりを見回すがそれらしき人は見つからない。 ゆらり…と倒れていた神鬼雷の間から、1人立ち上がる。 体中、血だらけになった 蒼竜だった。