「ごめん、ちょっと用事あるから朝1人で行くね!!」


沙耶の作ってくれたご飯をかきこみ、大急ぎで準備する莉茉。


「1人で平気?」


「うん!平気平気!!

それより、明日は莉茉の靴箱触らないように圭と春希くんにいっといて?」


「?

後でそのこと、教えてくれるならいいわよ?」


「うぅ…い、言うよ!

言うから…言っといてね?

よろしくね!!


いってきます!!!」


「「「いってらっしゃい!蒼竜!」」」


「なーに、やるつもりなのかしら…?


目がニコニコしてたから、なんか怪しいことしそう…」


沙耶は他の蒼水蓮と自分の分のポーチドエッグを器用に作りながらぼやく。