扉をゆっくりと開けると
そこには
血だらけで倒れている春竜と美竜、そして、周りには兄弟達が守るようにして立っている。
「ママ!!!!!!!!!!
パパ!!!!!!!!!!!
お兄ちゃん!!!!!!!!」
俺は無我夢中で叫んでいた。
その声に驚き、目を見開いてこちらを見つめる春竜と美竜。
「こっちに来るな!」
「こっちに来てはダメよっ」
「帰りなさいっ!あの部屋に!!!」
「あなたは、まだこっちの世界に来るのは早すぎる!!!!
この世界を見てはいけないっ!!!!!
帰りなさいっ!!!!!!
莉茉!!!!!」
懸命に俺を遠ざけようとする春竜と美竜。
すると、春竜と美竜の奥にいた金髪の男がニヤリと笑う。
「おいおい…、
家族のこと心配できるほど、てめぇらに余裕あんのかっよっ!」
そう言いながら、2人を蹴りつける神鬼雷の総長、雷火。
「っく!
かはっ!
うるせぇ、てめぇは黙っていやがれ。
糞どもめ。
莉茉に手を出したらゆるさねぇ」
苦しげに雷火に言い返す春竜。


