「…あんまり、オススメしないけどな。 手助けする程の相手じゃないだろ? 不用意に手助けして、怪我しても困る」 「まぁな。 でも、違反起こしてナイフを持ってしてもなお、動きが遅いってカスじゃない?」 話し合っている蒼水蓮の近くで夜斗が含み笑いをしながらブツブツ呟いている。 「ふはははは! 俺らが…アレをしてやるんだ……。 そう、アレだ。