下剋上しまーす!



ドサッ


その瞬間、その会話をした2人の男子生徒が倒れる。


ザワッ


その一瞬の出来事に生徒全員が一歩その場から下がる。


「…わざわざ、その為に俺達を召喚するな」


銀竜が少し不満そうに口答えする。


「…うるさい。ご苦労。


お前ら
今の二の舞にならないようにな」


蒼竜がひらひらと手を振ると


「…ひっ!」

「すっごい、深い傷…!」

「えっぐ…」

「でも、筋肉やべぇ」

「半端ない…力すごそう…」



何人かの生徒が腕の傷と筋肉に気づく。