下剋上しまーす!



もちろん、男子は脱ぐというワードと一緒に胸に注目するわけで…男子一同(沙耶に目潰しされて目を抑えてバタバタする圭を除く)が凝視する。


「いってぇーー!!!
何だよ!?沙耶!!

別に俺、莉茉見たって何も思わねぇよ!!」


「念には念を。ってよく言うでしょ?」


「うぅ!!いってぇええええ!!!」


男子等の視線に気付いた蒼竜。


「…どこ見てんだ、糞ども。


次、その目つきで俺のこと見たらぶっ飛ばすぞ。


雷翔…貴様も何赤くなってんだ。
気持ち悪い」


蒼竜の言葉にハッとし、顔を叩き正気に戻る雷翔。


その時、


「莉茉ちゃん、デカくね?」

「なっ!マジでやばいな!」


という小さな会話が蒼竜に聞こえた瞬間、蒼竜が指を鳴らす。