下剋上しまーす!


























神鬼雷は俺にしたがえ」


「「「……」」」


ポカンとする校長、生徒、先生達。


「いいだろう」


雷翔は、すぐに答える。



「「「「えぇ!?いいの!?」」」」


みんなの顔が驚き、雷翔の方に向く。


「んだよ、外野がうっせえな」


「いや、だって…」

「ねぇ」

「世界No.1が揺るがされる…」


「俺が負けると思ってんのかよ?!」


フルフルッ



みんなが一斉に顔を横に振る。


「いいから、試合を黙って見とけ」


「おーれ、お前簡単に倒せそうな気がすっけどな?」


頭で手を組み、口笛を拭きながら蒼竜は挑発する。