下剋上しまーす!



むせた胸を叩きながら、呆れる蒼竜に対し、ドヤ顔で


「俺の辞書に諦めるなんて、言葉はない。


ましてや、惚れた女だぜ?


誰が諦めるかよ!


それに、俺は返事してないからその約束は無効だ!」


「けほけほっ…!


あー、喉痛い」


「風邪か?


俺が口移しで薬を…「白薔 風磨のスケベ癖が移ったか?殴って欲しいか?」」


雷翔の制服の服を掴み、笑顔で殴りかかろうとする蒼竜。


「いえ、訂正。


何でもございません」