風磨が凄い形相で蒼竜を見る。


「なっ!

てめぇらか!!!!!















俺の弟分の黒薔薇族を潰したのは!」


「…ふふふふ。

今更、気付いたのか?



やはり、こんな無名と同等扱いされるのは困るな。























早々に潰さねばならぬな」


「っ!
んだと!?!


俺たちは、黒薔薇族より強い!

なめてんじゃねぇぞ、オラ!」


「へぇ、そうか。

強いのか…。

それは、良かった。



黒薔薇族は、ものの数分で片付け終わったからな。


暇で退屈で仕方がなかったんだ。
















…せいぜい10分ぐらいは耐えてくれよ?





















…そして、俺らを楽しませろよ?」