オニゴロシ



神社に近づけば近づくほど、

どんどん音は大きさを増していく。


そして、敷地へ入った。

かなり、音が近くなった。


「ねぇ~、なんか変だよ~??」


隣で美月が蒼馬に腕を絡ませるが、

俺はそれを無視して、

バッグの中に入れてきたライトを取り出した。


「え~!?
それで見るの~!?見ちゃうの~!!?」


美月はそう言いながら涙目だが、

俺はかまわず、ライトをともした。