でも、そんな私に拓斗が優しくしてくれたおかげで、とってもいい思い出となった。 「ありさ、あれ乗ろう!」 拓斗が指をさしたのは、クルクルと回るのコーヒーカップ。 「うん!あれ楽しい!」 「よし、じゃあ行こう!」 久しぶりの遊園地と、久しぶりの拓斗とのデートに私の心は舞い上がっていた。