そして、学校が近くなり生徒が増える。 たしか昨日は友紀と歩いたっけ… 何だかとっても懐かしく感じる。 そして、ひそひそと生徒たちが話しているなか、 拓斗は堂々と歩いていく。 手を繋いでいるため、つられて私も歩いていく。 こんなとき、堂々としていれる拓斗にまた、かっこいいななんて思ってしまう。