時を遡る事30分。

僕はいつものように

靴箱から靴を

無造作に掴み、

靴を履こうとした。

『…ん?』

靴の中に何かが

入っている。

僕が靴を逆さにすると

見知らぬピンクの

紙がかわいた音をたてて

床に落ちた。

…手紙?

紙には明らかに

女の子の字で

こう書いてあった。