「麻倉…お前は一生懸命になれる
事を.もう見つけただろ?
お前…かっこいいよ…。
桜井の事.幸せにしてやれよ。」


「わかってるよ…。
先生.俺達の結婚式に
遅れたら許さねぇからな。」


「あっ…そうだ!!お前に
言おうと思ってたんだ!!
なんで4月8日なんだよ!!
俺.始業式だから休めねぇし!!」


「午後からなんだから
間に合うだろ!!
終わったらすぐに来いよ!!」


「なんで命令口調なんだよ。(笑)
わかってるよ…間に合う
ようにちゃんと行くよ…。
何てったって教え子の結婚
第一号だからな。」


「またすぐに第二号も
あると思うけど…。(笑)」


「……?誰だよ?」


「隼人達だよ…。
アイツ帰って来たらすぐに
心ちゃんの所に行くと思うから。」


「なるほどな。(笑)
楽しみに待ってるよ。」


「じゃあ…俺.行くわ。
先生…本当にありがとう。」


「おぅ…。」


「じゃあな…。上條!!(笑)」


「コラァ−ッ!!(笑)」


俺は走って梨子の元に向かった。