病院に着くと心ちゃんと
隼人のおばさんが居た。


「おばさん!!心は?」


「梨子ちゃん!!今.分娩室に
入った所よ。」


隼人のおばさんはオロオロ
しながら俺に話し掛けて来る。


「旬君.本当に隼人に知らせ
なくて良かったのかしら…?
隼人の子供が産まれるのよ!!」


「おばさん…心ちゃんとの
約束でしょ。
今.隼人に知らせたら何の為に
心ちゃんは辛い思いをして
アイツと別れたんですか?」


心ちゃんから話しを聞いて
すぐに隼人の家には俺が知
らせた。


心ちゃんからは知らせない
でって頼まれたけど…。
説得して隼人には知らせないと
言う条件で納得してもらった。


子供の事は隠しておける
筈がなかったし…。


隼人が帰って来たら必ず心ちゃん
に会いに行くと思ったから…。