愛ドル


 あっれ?雨が止んだ???
  
 上をみあげるとどうやら誰かに傘を差してもらっているようだった

 もしかしてもしかして、、、。

 拓、、海、、くん???

 そんな妄想はすぐに現実を知り、、、。

  
 「ほら。立ちなよ」


 この声はね、、、。うん。いま1番聞きたくない奴だ。


 「ほーらかたまってないで」

 
 スッ


 わたしの腕を掴んで無理矢理向かい合わせに立たせた。

 うっわ!やっぱり坂井亮だ。またこいつのペースにのっかてんじゃん!!

 だめだめだめ!!!ってかちちちかくない??