比呂人と無事仲直りして、しばらくたったある日。
三木店長から思いがけないことを告げられた。
「えぇー!三木店長結婚なさるんですかっ!!」
そう驚きの声をあげるのは、健人君と付き合うことになった、ゆずちゃん。
「えぇ。まぁ。」
三木店長はいつものクールな表情が、今日は幼い女の子のようにほころんでいる。
「し、しかも相手がメンズの糸川さんだなんてっ!信じられないっ!!」
「職場でこんな事になってしまってみんなに迷惑かけて悪いと思ってるわ。
……さすがに、夫婦で同じ職場っていうのもまずいから。異動する事になったわ。」
「えぇー!三木店長ですか!」
「まさかっ!!あっちがよ。」
そう言って挨拶にまわる、糸川店長を見つめる三木店長。
それはとても柔らかい表情だった。
でも、私にはやっぱり聞きたい事がある。
「あの。三木店長。今日、お昼一緒に行けませんか?」
「……?えぇ、いいわよ。」
やっぱり、ちゃんと聞いてみよう。
小さくても、
モヤモヤは、モヤモヤだから。
三木店長から思いがけないことを告げられた。
「えぇー!三木店長結婚なさるんですかっ!!」
そう驚きの声をあげるのは、健人君と付き合うことになった、ゆずちゃん。
「えぇ。まぁ。」
三木店長はいつものクールな表情が、今日は幼い女の子のようにほころんでいる。
「し、しかも相手がメンズの糸川さんだなんてっ!信じられないっ!!」
「職場でこんな事になってしまってみんなに迷惑かけて悪いと思ってるわ。
……さすがに、夫婦で同じ職場っていうのもまずいから。異動する事になったわ。」
「えぇー!三木店長ですか!」
「まさかっ!!あっちがよ。」
そう言って挨拶にまわる、糸川店長を見つめる三木店長。
それはとても柔らかい表情だった。
でも、私にはやっぱり聞きたい事がある。
「あの。三木店長。今日、お昼一緒に行けませんか?」
「……?えぇ、いいわよ。」
やっぱり、ちゃんと聞いてみよう。
小さくても、
モヤモヤは、モヤモヤだから。