「ずっと、側にいてくれてたのに……彼女が抱えている、本当の気持ちに気づいてあげれなくて……守ってあげれなかった。」
私はやっと、皆がずっと私を気にかけてくれてたことに……気づいた。
……なんで?
なんで皆は……私なんかを大切にしてくれるの?
わかんないよ。……でも涙は溢れてくる。
私は、もう立ってるのがやっとで……膝を抱えながらうずくまった。
「彼女は……人には全然、助けてと言わない子で。どんなに気にかけていても……それを申し訳なさそうにしてて。本当は……彼女が思う側にいてほしい人は、僕達じゃないけど。」
「……波瑠ちゃん、僕達を頼って?泣きたいって言って?助けてって言って?絶対、助けるから……っ。」
お客さんは……いい話、としか思ってないんだろう。
回りはじっとしながら、涙を流している人もいる。
「皆、ありがとう……っ。」
ほんとに、ごめんね……。
でも……ありがとう……っありがとう……っ。
大好きです、皆。

