「あら、聞いてないの?波瑠ちゃんは、今度全国の高校生アイドル達があつまって、ライブをするイベントに総合プロデューサーとして参加するのよ。その、打ち合わせが明日から大阪で3日間行われるのよ。」
波瑠、そんなすごい仕事をいつの間に受けてたんだ……?
……というか、明日から3日間って、もう波瑠には……会えない……?
「波瑠ちゃんの手紙、読んであげなさいよ。アタシ達に、話さなきゃいけないことがあるんでしょう?」
ゆーちゃんのその言葉に、俺は勘づく。
……俺が卒業後にしたいことは、メンバーにはバレバレだ……。
「アタシ達は……本当は、わかってたわよ。りょーちゃんが、したいことなんて。」
「ゆーちゃん……。」
俺は、ゆーちゃんに言われた通り、波瑠に貰った手紙を見た。

