「波瑠……何で泣くんだよ……。」
そう言って、りょーちゃんは私に駆け寄ってくれた。
……それだけで、嬉しくて。
「ううっ……だって……。」
「あーもー……。……今までありがとうって、俺達3年は伝えたかったんだけど。」
……私に……今までありがとう……?
りょーちゃんの後ろで、先輩達はにこにこ笑っている。
その笑顔が、今の私には眩しすぎて。
「そんなのっ……私っ、先輩達にお礼を言われるほど、なにもしてないしっ……!」
お礼を言うのは、私の方だと思う。
ミスをしたときは、いつも先輩達がフォローしてもらったから。
私はりょーちゃんに言い返すと、それをまた言い返すように當真先輩が、りょーちゃんの隣に立った。
「お前はばかだな~☆他のやつらはしらないけどっ、少なくとも、ずっとプロデューサーとしてみてもらってた俺と遼は感謝してるぞっ!」
その當真先輩の言葉に、優しく微笑むりょーちゃんと他の先輩達。

