「失礼しますー。」


「失礼します……。」


私はお姉ちゃんの後ろについていくと、会議室の一番前に座らされた。

うわぁぁぁぁぁ、アイドルいっぱいいるよ……!

しかも全員イケメン男子!!

そして顔だけなら全員知ってるーーー!!


「遅かったわね♪はやくしましょ!」


「はい……。あの……まず誰が誰とかよくわからないんですけど……。」

 
私は小さい声で、隣に座っている社長に聞いた。


「わからないの?……プロデューサーとして失格ねー……。まぁいいわ、自己紹介から始めましょうか。」


うう……だってプロデューサーとしてなにも勉強してないからわかんないもん……。