結果、何度も頭を下げてようやく渋々僕を泊めてくれることを了承してくれた。 こんな夜に一人でいるのは嫌だし、男と過ごすのも嫌だし。 寝床は当然別で、忍ちゃんはベッド、僕はフローリングの床にタオルケットのみ。 はなっから他の女の子といるような甘い空気なんて忍ちゃんには期待してないし、別にいいんだけど。 そもそも突然押しかけた僕が悪いんだけど。 ……一緒の布団で寝たかったってのが本音。