「てか、あなたが私の家にいることばれてますよね」 「………うん」 「私、何の関係もないのに巻き込まれましたよね」 「てへぺろ」 グーで頬を殴られた。 日に日にキレを増している気がする。痛い。 さすがに休日のたびにトレーニングしてるだけあるなぁ。 「古いし大の大人のそんな仕草可愛げないどころか気持ち悪いしむしろはらわた煮え繰り返るくらい腹立つんですけど」 一拍も置かず忍ちゃんは言い切った。