「いや、気になってるっていうか…たいしてお礼も出来ないまま帰らせちゃって
申し訳なかったなぁ~…って」
「ふぅん…。お兄さんは、なんて?」
「お礼に今日のお昼ごちそうするって、眠そうに言ってた」
「じゃぁ、いいじゃん」
「でもお兄ちゃんが、よく行くお昼って確か
ワンコインの牛丼とか壁にシミが沢山ついてる定食屋さんみたいなとこなんだよね…」
不安になりながらシェイクを啜ると
ストロベリーの香りが冷たく喉を通り過ぎていった。
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