「桃佳は何でも食べるからね」 「ひとを大食漢みたいに言わないでください」 「違うの?」 そう言えば桃佳は病院で一番楽しいのは、ご飯食べてる時だって言ってたな。 「大食漢だね」 「ひどーい、汐里ちゃんまでー」 3人で笑った。 心から笑えるようになったのは、この病院に来てからだ。 食事は、お粥だった。 例によって桃佳がわたしのベッドのところに来て食事をしているのだけれど、桃 佳の食事のほうがずっと美味しそう。