「汐里ちゃんは放っておけないからね」 その言葉に耳まで熱くなったけど、見られたくなくて、布団をかぶった。 「どうしたの?汐里ちゃん」 「何でもない」 「お腹痛いの?」 「違う」 吉原さんが布団を引っ張る。 「吉原さんが優しいからいけないんだ」 布団をはがされて、顔も耳も真っ赤になっているだろうわたしを吉原さんが見下ろす。