あんなに恋焦がれた人にはもう多分一生会えない。
もう一度告白してふられたら…。
そう思うと怖い。
だけど、もういちどふられてもいいから伝えたい。
伝えなかったら終われない。
あきらめの悪いわたしだから、だめでも、ちゃんと失恋して今度こそさよならするんだ。
夏が来るたびに胸が痛むだろうけど、時が痛みを和らげて、いつか記憶の彼方へと彼を連れて行ってくれるから。
赤い糸の先はこんがらがっている。
一見つながっていても切れていたり、そうかと思えば意外な人につながっていたり。
これが吉原さんの言っていた『運命』なのだろう。

