「三角関係キター」
その言葉にキレた修司がそいつのところに向かっていく。
「修司!」
そして、そいつの胸ぐらをつかむと、あっという間に殴り飛ばした。
「いいか、こんなのはもうやめろ。
次に言ったらこんなものじゃすまないからな」
痛い痛いとのたうちまわるそいつに一瞥をくれると修司はわたしたちのところに戻ってきた。
「みんな座れー」
ちょうどそこに担任がやってきた。
殴られたクラスメイトも慌てて自分の席に戻った。
だれもそいつを保健室に連れていこうとしない。所詮クラスメイトなんてそんなものだ。
修司のパンチが効いたせいか、その後、わたしがクラスメイトから嫌がらせの言葉を聞くことはなくなった。

