頑張るんだ。





学校に行って、ちゃんと卒業して、看護系の短大に進学する。





そう、わたしは看護士になろうと決意していた。





そしてちゃんとそれが実現できたなら、もう一度だけ、吉原さんに想いを告げる。






それでだめだったらあきらめる。





患者じゃなくなって、少しは大人になれたわたしを見せるんだ。





しつこいかもしれないけど、あきらめたくないから。





そして今度はわたしが吉原さんの力になるんだ。





辛い時にそばにいてくれた吉原さんを今度は、支えるんだ。






でも、反面、不安でたまらないわたしもいる。