ねえ、桃佳、どう思う? 「頑張れ」って応援してくれる? わたしが吉原さんと出会えたのが運命なら、『縁』をそんなに簡単に手放したくない。 運命なら、きっと未来へと続いていくはず。 明後日、退院の日。 明後日に、かけてみようか。 いよいよ退院の日。 荷物をまとめると、お母さんがそれを車に運んでくれた。 「汐里ちゃん、きたよー」 「吉原さん」 「綺麗に片付いたね。ちょっと寂しいくらい」 「うん」 「改めて、退院おめでとう」