手紙の文字の上にぱたりと涙が落ちた。 桃佳……。 声を殺して泣く。 桃佳、死んだ後もわたしを救ってくれようとしてくれたの? 病気のことだって、本当は死と隣り合わせで、怖くてたまらなかったでしょう? だけど、そんなこと少しもわたしに見せずにいつも笑っていた。 よく頑張ったね。 短かったけど、頑張って生きぬいたね。 今は笑えないけど、きっといつか笑顔を取り戻すって約束するから、今は、今だけは泣かせて。