『汐里ちゃんへ これを汐里ちゃんが読んでいるということは、わたしの命が尽きたということだとおもいます。 汐里ちゃん、今までありがとうね。 ほんとはわかってたんだ。 わたしの病気は重くて、汐里ちゃんと『ずっと一緒』になんていられないってこと。 だけど、本当はずっと一緒にいたかった。 汐里ちゃんと話して、遊んで、笑いあって…。 わたしの最後の時は、とても幸せなものでした。