限られた中の、大切な時間。 ふたりだけしかいなかった、あの空間。 吉原さんの寂しさや悲しさをすべてわかってあげられたらいいのに。 わたしは助けられてばっかりで、吉原さんに何もしてあげられてない。 非力すぎて。 子供すぎて。 年齢が追いつかないのは仕方ないけど、もっと、もっと、こころだけでも大人になりたい。 好きな人のために何かしてあげたい。 こんなにも人を好きだと思ったのは初めてだから。