「君たちもそろそろ部屋に戻りなね」 「はーい」 「じゃ、夜勤だから今晩はよろしくね」 そういうと、吉原さんはわたし達の横をすり抜けて行ってしまった。 長い髪。 広い肩。 駆けていって後ろから抱きつきたい。 あの背中が愛おしくて。 わたしだけのものにしたい。 欲求は大きくなるばかりで。