生きるべき人、


『私はずっとお兄ちゃんのそばにいるよ』

兄のあの笑顔を見ると

私も自然と笑顔になることができました

大好きだったんです

兄のことが、兄の笑顔が

すごく大好きだったんです

「ありがとう」

そういうとゆっくり目を閉じてしまいました

私の手を握る兄の手からは力が抜け

次第に呼吸をしなくなり

兄の体につながれた機械がピーと鳴り響きました