生きるべき人、


言っている意味が私には分かりませんでした

それでも兄は続けました

「ずっとお前達のそばにいるから」

"お前達"そんな言葉を気にすることすらあの時の私にはできませんでした

「俺は、大丈夫だ、幸せだったから」

『私は大丈夫、お兄ちゃんが私のお兄ちゃんだったから幸せだよ』

兄は嬉しそうに顔をゆるめました

ボロボロな顔でしたけど

私の大好きな兄の笑顔でした