生きるべき人、


私は大丈夫

そう言い聞かせてきたけれど

もう限界でした

頭を撫でる手に顔をあげると

「君にはお兄様しかいなかった、けど君のお兄様が私達を繋いでくれました」

社長でした

「私の息子にその妻、そしてその息子と娘。君がお兄様と私達を繋いで、お兄様が君と私達を繋いでくれました」

「君はもう独りじゃないよ」

「私達がいて、昌哉さんもずっとそばにいるよ」

ああ、そうだったんですね

『俺は恨んでなんかない、後悔なんかしてない、お前達のそばにいる』

そういうことだったんだね、お兄ちゃん

ありがとう、大好きだよ

私、生きるよ 皆と一緒に